思考の消化器官

色々な感想文とか。生活のこととか。

引用

『軽症うつ病』からの引用1

少し前に不安感の強い時期がありましたが、ここまでの感じではありませんでしたね。漠然とした不安、ではありましたが、理由はありましたので違っていたのでしょう。 不安といっても、読者が日頃お感じの、何か理由があって、たとえば試験とか試合とか間近に…

『サバがトロより高くなる日』からの引用5

10年経ちますが、その公然の秘密とやらは今でも行われているのでしょうかね。昔の話であって欲しいものです。まあ今でも行われていても不思議には思いませんけれども。 中国産の漁りは九〇年代前半に急増し、需要の半分近くを占めるに至る。だが、これもピー…

『サバがトロより高くなる日』からの引用4

あまり健康的ではなさそうな話です。中には畜養と天然物のトロの違いが分かる方もいるのでしょうけれども、きっと私にはわからないだろうなあ、と思います。そもそもトロよりも赤身が、マグロよりも青魚が好きなのですけれどもね。 畜養されるマグロは、数ヵ…

『サバがトロより高くなる日』からの引用3

少し前の話ですが、失政のつけ、と書かれてはいますけれども、その国民も少なくとも消費者としては関係している訳で、つけを支払うのは仕方がないことだとは思います。 二〇〇一年、スペインのムルシアという町で開かれたICCATの年次会合で初めて、日本政府…

『サバがトロより高くなる日』からの引用2

マネー・ロンダリングならぬマグロ・ロンダリングというものがあるというのも驚きですが、今も海の上をさまよっているという幽霊船みたいな逸話もなかなかですね。本書後段にも書かれていますが、消費者の立場としては入って来てしまったら、そういった違法…

『サバがトロより高くなる日』からの引用1

某土用の食材についても代用品が話題になりましたが、基本養殖だから大丈夫なのかな、と思う部分もあり、同時に焼き畑感を感じる部分もあり…。 危機を見えにくくしている第三の理由は、ある種の魚が捕れなくなったら、それに似た別の魚、それもだめになった…

『男性不妊症』からの引用5

一般的日本人なので、33%もいるのか、と思ってしまいます。日本人的にはそもそもセックスレス化してしまうから、避妊自体が問題にならない、という話なのでしょうかね。どちらが良いとかいう話ではないので、それぞれの環境においてより良い方法を選択出来れ…

『男性不妊症』からの引用4

元気がいいと上の方へ泳いでいくのですね。特に使う当てのない情報ですが、色々な機会になるほどーと思えるかもしれません。それにしても人工授精の妊娠率は10%くらいなのですね。確かにかなり想像よりも低かったです。妊娠する、というのは大変なことなので…

『男性不妊症』からの引用3

読んでいるだけでヒュンってなります。造られるまでに74日間ということは2ヵ月半ですか。なかなか時間がかかっていますよね。まあだからといって見たときに感慨が湧く訳でもありませんけれども。 白膜に神経が集中しており、これが男性の「睾丸を蹴られた時…

『男性不妊症』からの引用2

様々な局面で「男のプライド」は邪魔になることが多いですよね…。最近では男性側にもタイムリミット(リスクの面で)があることが以前よりも明らかになっているので、時間の浪費は避けたいところです。自分の受けた性教育を思い返して(ほとんど受けなかった…

『男性不妊症』からの引用1

医学の進歩は本当に凄いですね。まだ機会はありませんし自分の身体の状態のこともよくわかりませんが、いざ子供が欲しいとなって、問題があった時には解決出来るかもしれない技術が存在する、というのは少し不安が減りますよね。ありがたいことです。 精子の…

『巨大翼竜は飛べたのか』からの引用4

繁殖していなかったとしても、海鳥が自然環境下で35年以上も生きていられることがある、ということに驚きました。イメージとして、4~5年くらいの寿命を想像していたので、随分と印象が変わりました。もちろん、卵、雛、若鳥の時期の死亡率は相当高いでしょ…

『巨大翼竜は飛べたのか』からの引用3

前回の続きです。確かにこの衝撃的な映像を観たりすると、こうでもしないと飛べない、と思えてしまうのも仕方がないかな、と思えてきますね。 オオミズナギドリが離陸のために樹に登る様子を目撃してしまうと、その様子があまりにも印象深いため、第三者にそ…

『巨大翼竜は飛べたのか』からの引用2

Wikipediaのオオミズナギドリの項にはちゃんとどちらの立場も書かれてはいましたね。物事の理由を考えて拡大解釈をしてしまう、ということは色々なシーンでやってしまいがちなことな気がします。仮説の一つとして想像力を働かせることは良いとは思いますが、…

『巨大翼竜は飛べたのか』からの引用1

科学だけではないだろうけど、これは本当にそう思いますね。だから、もう少し地位か名誉かわからないけど、何かしら見返りがあってもいいなあ、と思うんですけれども、報われている感が外から見ていても感じられないんですよね。 日本経済が不況に陥って以来…

『ピル』からの引用4

Wikipediaの水子の項を読むと、「水子供養」に関して「水子供養商法」という項を立てて、同様のことが書かれていますね。供養、という形式をとることで人生が続いていく側が少しでも救われる側面があるのであれば、完全に否定されるものでもないようには思い…

『ピル』からの引用3

10年以上経っているので、さすがに少しは状況の変化があると思いますが、今だと中学生くらいの性教育の時間にでもピルについての詳しい説明とかがあるのでしょうか。私が中学生の頃にはピルはおろか、性教育全般に関してもかなり足りていなかった印象です。…

『ピル』からの引用2

私が使ったことのあるコンドームたちに比べると100年前のコンドームたちのネーミングはなかなか素敵に感じます。多分、気のせいですが…。破れるのは怖いですよね。詳細は述べませんが、怖いです。怖いですよ…。 コンドームは、初期は前述のように動物の腸な…

『ピル』からの引用1

この猫頼み的なお話はどこからやってきたのでしょうね。黒猫が魔女の使い魔だったりするところからだったりするのでしょうか。他の方法も含めてよくわかりません。ただ、その当時の人々が真剣に、そして必死に考えて行ったことであることは間違いないですよ…

『粘菌 その驚くべき知性』からの引用2

酔っぱらって、夜中に粘菌に息を吹きかけて遊んでいたのかなあ、とか想像するとほんわかします。タバコはどの成分が問題なのですかね。普通に一酸化炭素とかが問題なのでは、とか思いますが。 気体状の化学物質に対する反応は、ヒトでいえば嗅覚に相当します…

『粘菌 その驚くべき知性』からの引用1

粘菌でも必要とする物をいっぱい食べようとするのですから、人間が食べたい物をたくさん食べてしまうことは、身体が必要としているからで、当然ですよねえ、とかとか。 オートミールとアミノ酸混合物(ミルクのタンパク質カゼインをアミノ酸に分解したカザミ…

『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』からの引用3

この本を読むまで、あの部分はああいった髪型なんだとずっと思っていました。恥ずかしい。実物や大きいサイズでの写真を見ていれば、また違ったのでしょうけれども、小さいサイズの物しか見たことなかったのと、色が髪の毛と似ているので、盛ってあるのかな…

『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』からの引用2

同一の新聞社なのですかね。だとしたら、結構恥ずかしい感じがします。とは言え、この手の変節は現代でも観測されない訳でもありませんから、そういうものなのでしょう。 エルバ島の元皇帝はほくそ笑む。不満分子は国の至る所にいた。追放されて一年も立たず…

『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』からの引用1

おっぱい星人だったのでしょうかね。訊ねられた大使が何と返答したのかも、若干気になるところです。マリー・アントワネット自体には巨乳だった説が随分とありますよね。絵に描かれたマリー・アントワネットはそれほど巨乳には見えませんが…。 二十六歳のデ…

『パーソナリティ障害』からの引用

自分が支えになれる、とか思うことはなさそうだけど、相手がどういう人であったとしても「変わらない」ことは結構大切だと思っています。お前はもっと変わろうと努力しろよ、という声が聞こえてきそうですが…。 境界性パーソナリティ障害の人に接する場合、…

『流山みりん物語』からの引用2

字的には蜜淋酒が甘くて美味しそう、と思います。 本書ではみりんの文字を平仮名で表記した。ところが、みりんの表記には様々な文字が使用されている。蜜にさんずいの林と書いた「蜜淋酒」、同じく蜜淋に焼酎の酎を使った「蜜淋酎」、あるいは蜜に林と書いた…

『流山みりん物語』からの引用1

酒造りの競争を避けてみりんを造ったとのことだったけど、流山周辺のみりんの生産量などを考えれば200年前の舵取りは成功だったと言えるのでしょね。 流山のみりんとして堀切紋次郎の「万上」、秋元三左衛門の「天晴」、寺田豊松の「麗泉」、永瀬葛太郎の「…

『ゴマの来た道』からの引用2

ヒョウタンからゴマ。ゴマの入ったヒョウタンがどんぶらどんぶらと海を渡ったのでしょうかねえ。 「ヒョウタンから駒が出る」ならわかるが、一九八三年、スーダン東部のある農家を訪れたとき、黒光りするほど古くて大きいヒョウタンから「ゴマ」が飛び出たの…

『ゴマの来た道』からの引用1

ゴマの栽培種が一種のみというのは意外な感じがします。ゴマを使った料理はどちらかと言うと、中華や和風な感じがしますが、アフリカ原産の可能性が高い植物なのですねえ。 われわれが食べるゴマを栽培ゴマ、または栽培種と呼び、これは世界で一種のみである…

『親指はなぜ太いのか』からの引用6

まったくもってヒトというのは業が深い生物ですよね。 100万年という長いあいだ、自然界のなかで変わらずに供給される食物に対応して形を変え、生きるシステムをつくり上げた動物は、その食物が供給しつづけられるシステムの根本、生態系を変えることはしな…