思考の消化器官

色々な感想文とか。生活のこととか。

『さえずり言語起源論』からの引用4

DJジュウシマツ!かっこういい!やはりDJはモテるんですなあ…。 自由交配ゲージで育ったオスのヒナたちには、複数のオスから歌を学んでいるものもいることがわかってきたのである。これはいくつかの異なる歌をうたい分けるという意味ではない。言うなれば、…

『さえずり言語起源論』からの引用3

ヘリウム中で歌ったジュウシマツは不思議な思いをしたことでしょうね…。鳥を飼ったら、ちょっと試してみたい気がします。動物のおやおや?というような表情って大好きなのですよねえ。 ジュウシマツは他の多くの鳥とは異なり、成鳥となってからでも自己の歌…

『さえずり言語起源論』からの引用2

昔の日本人が飼っていた鳥の歌に注目していなかった、なんてことがあるのかなあ、と思ってしまいました。現在の日本で歌の鳥といえば、ウグイスだと思いますが、当時の日本でそれぞれの鳥に別々の役割みたいなものがあったのでしょうかね。 ジュウシマツは野…

『さえずり言語起源論』からの引用1

小学生低学年の頃、実家でジュウシマツを飼っていたことを思い出しました。どこかからの貰い物だったと思うのですが、子どもが出来たり何だりで、結構長いこと飼っていた気がします。最期はかなり衝撃的なドラマがありましたが…。 考えてみれば、ジュウシマ…

『パンダ ネコをかぶった珍獣』からの引用5

そこまで平均ではなく、ある程度は偏在しているのだとは思いますが、それにしても出会いは少なそうですね。笹を大量に食べなければいけないことなどを考えても、個体の一日の活動範囲がそれほど広いとは思えませんし…。読めば読むほどに、よく今まで絶滅しな…

『パンダ ネコをかぶった珍獣』からの引用4

図36を見ると、本当に抹茶ミルクみたいな色でした。ところで、代用として使われてしまったヤギの初乳を飲むはずだった子どもはどうするのでしょうかね。希少性とかを考えたら仕方がないことでしょうけれども。ヤギはかなり丈夫そうですし。とはいえ、ヤギの…

『パンダ ネコをかぶった珍獣』からの引用3

クマ類はほとんどが冬眠するでしょうから「着床遅延」が必要なのは何となく理解出来る気がしますが、パンダはどうしちゃったの、という感じがします。何というか、全てにおいて不器用な生き物なんだなあ、と思ってしまいますね。いや、そうやって生き残って…

『パンダ ネコをかぶった珍獣』からの引用2

リンリン死亡の際のマスコミ対応に関連してのお話です。「マスコミが悪い」というつもりはありませんが、もう少し各方面に配慮してくれれば、色々な不幸が減らせる気がするのは確かですね。不幸の増幅役を担っている感じはしてしまいます。 それは、1979年の…

『パンダ ネコをかぶった珍獣』からの引用1

映像であれ、大抵の場合目にしたことがあるのは四川パンダなのでしょうね。図16の写真で見る限り、ちょっと茶色いかなあ、といった感じなので、もし動物園的な所で見たとしても気が付かなそうですが…。目の周りの模様の角度が違う、みたいなことだったら、確…

『食の文化史』からの引用5

この歴史の後にトランス脂肪酸問題があったり、またトランス脂肪酸を低減したマーガリンが開発されたりとその歴史は積み重なっていますね。100年後にはマーガリンという食品がどう評価されているのか楽しみです。 マーガリンは約百年前の一八七三年、普仏戦…

『食の文化史』からの引用4

さすがに夏目漱石のお話は嘘臭いですよねえ。いくら江戸っ子だとしても、水田と稲がわからない、ということもないとは思うのですが…。ただ、稲でなくても、TVや写真のなかった時代には自分の目で実際に見たことがなかった物を知らない、というのは今とは比較…

『食の文化史』からの引用3

フランスの滞在経験があるからかもしれませんが、世界中で馬鹿にされることの多いイギリスの料理で育った人とは思えないほどに、サラダに対してのこだわりがありますね。まあ、イギリスの人は料理に対してのこだわり自体はあるのかもしれませんけれどもね(…

『食の文化史』からの引用2

最近は、語源や言葉の成り立ち、みたいなお話は話半分どころか話1/3くらいで聞いているのですが、ただ聞いている分には面白いですよね。「オマナ」とか宮中で本当に使われているのでしょうかね。初版1975年の本ですから、40年以上前のことで、もしかしたらそ…

『食の文化史』からの引用1

この手の話はよく見聞きしますが、もし宇宙で生活するようになったら現在の宗教から(良くも悪くも)解き放たれる方がいるということでしょうね。もちろん、中には原理主義的になる向きもあるでしょうけれども、きっと便利さと必要に合わせて、信仰も変わっ…

『裏山の奇人』からの引用8

図5・1のカッコ良さはわかるようなわからないような感じでしたが、図5・2はもう全然わかりませんでした。まさに奇人だと思います(褒め言葉)。 ところが、もう片方のグループであるメバエ科Conopidae(もしくはstylogasteridae)のある属Stylogasterの仲間…

『裏山の奇人』からの引用7

せっかく産卵した寄生バエの卵の結末がなかなか切なかったですね。切なくも、少しコント的で笑ってしまいましたが。 獲物を求めるグンタイアリ(とくに、コロニーサイズの大きいバーチェルグンタイアリE. burchellii。以下、グンタイアリとはこの種を指す)…

『裏山の奇人』からの引用6

この後、色々とあって結局は一人?だけ名前を載せた、というオチなのですが、私には二次元趣味はないのでよくわからないものの、匿名のブログではないのに潔くてカッコいいなあ、と思ってしまいました。後、博士になるのって本当に大変そうですね。今まで以…

『裏山の奇人』からの引用5

きっと日本でもあった光景なのでしょう。小さい頃に北関東の方の道路で虫が大量に車に轢かれていくのを見て悲しくなったのを思い出しました。日本だと今ではLED化しているところも多いでしょうから、いくらかは違うのでしょうかね。 日中、我々は温泉の裏手…

『裏山の奇人』からの引用4

今となってはデング熱でこういう扱いを受けることはなさそうですが、セカンド・オピニオン大事ですよね。まあ、こういう状態になってからだと自分でどうこう出来る感じでもなさそうですが…。そういえば、今年はデング熱は発生しなかったのでしょうかね。発生…

『裏山の奇人』からの引用3

生態系の頂点に立つような動物ならまだしも、何かに紛れて侵入してくる生物の場合はこの通りのような気がしますね。皮膚常在菌や腸内細菌などもバランスが崩れてしまうと、外部からの厄介な侵入をゆるしてしまうと言われていますからね。バランス大事。 この…

『裏山の奇人』からの引用2

ファイヤーアント、厄介ですねえ。コロニーの中にそんなにたくさんの女王が存在していたら、それは根絶出来ないはずです。日本本土にはまだ侵入例がないと思いますが、いつかは侵入してくるのでしょうかね。今のうちから、環境負荷の小さな対応策があると安…

『裏山の奇人』からの引用1

小学生の遊びにしてはハードですよね。スズメバチの使い魔とか最強すぎる気がします。ちょっと真似出来る気がしません。 夏によくやったのは、スズメバチを使った「使い魔遊び」だった。夏、園内のツツジの植え込みにヤブカラシ Cayratia japonicaが繁茂する…

『イマドキの動物 ジャコウネコ』からの引用7

人の活動が動物の食資源量を増加させ、動物にとって好適な環境を創出しているという構図は、タビンと共通したところがある。しかし、ガボンの事例は、さらに興味深いところがある。「人―サバンナ―大型草食動物」という関係性が、相当の長期間にわたって維持…

『イマドキの動物 ジャコウネコ』からの引用6

パームシベットの散布者としての特性が、食肉目としての習性に強く関連している点を指摘できる。たとえば、種子のほとんどが破壊されずに排泄されるのも、彼らの食肉目としての特性を反映したものだ。果実食動物の多くは、発達した臼歯で果実を十分に咀嚼し…

Windows10の枝葉でモヤっとさせられている話

PCを新調し、Windows7だったOSをWindows10に入れ替えて1週間ほど経ちました。なかなか快適です。今までの環境が厳しすぎたせいで査定が甘い、という可能性は十分にある気がしますけれども。移行するか、どうしようか迷っていたWindows10も、元々インストール…

『イマドキの動物 ジャコウネコ』からの引用5

科や条件が違うとは言え、愛犬君が犬のマーキングスポットみたいなところをいつまでたってもずっと嗅いでいるのは、常に違った個体が溢れているからなのか、単純に記憶力が弱いからなのか、と考えてしまいます。記憶力、悪そうなんですよね、愛犬君。 彼女が…

『イマドキの動物 ジャコウネコ』からの引用4

引用3の件を受けての内容です。私は年齢は関係ないと思いますが、これは生物学的なフィールドワークに限らず、どんな場であっても言えることではないでしょうか。武勇伝にしても説教にしても、特にweb上ではよく目にする気がしますしね。 余談になるが、自分…

『イマドキの動物 ジャコウネコ』からの引用3

時々、TVなどでゾウに襲われる映像を観ることがありますが、あの巨体に迫られたら相当恐ろしいですよね。それだけで死ねそうです。アジアゾウの方が比較的性格が荒いみたいですが、そういえば動物園でもアジアゾウはみたことがないかもしれません。 一度だけ…

『イマドキの動物 ジャコウネコ』からの引用2

外来種だとすると、江戸時代の「雷獣」は何だったのでしょうかね。台湾由来であれば、江戸時代以前にすでに流入してきていてもおかしくはない気もしますが。少し前に住んでいた地域ではハクビシンをよく見ましたが、それほど遠くない現住所では、今まで見た…

8月に読んだ本(2015年)

8月は漫画3冊を含めて13冊でした。なんとか月10冊はクリア出来ましたが、ペースがなかなか上がってきません。どんな環境でも活字読書を開始してからの寝落ち率が非常に高いです。電車内で安定して読書が捗るようにならないと、なかなか月10冊以上のペースは…