『名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語』からの引用1

おっぱい星人だったのでしょうかね。訊ねられた大使が何と返答したのかも、若干気になるところです。マリー・アントワネット自体には巨乳だった説が随分とありますよね。絵に描かれたマリー・アントワネットはそれほど巨乳には見えませんが…。

二十六歳のデュ・バリーを公式寵妃にした時、王はもうすぐ六十歳、彼女の若さと美によって老いを食い止めようとしたのだろう。すでに「こよなく愛される王」ならぬ、「こよなく無差別に若い女を愛する王」と成り果てており、宮廷人からの尊敬も民衆の人気も地に落ちていた。
息子は先に死に、孫（後の十六世）が王位継承者だったが、その嫁候補アントワネットを品定めして帰ってきた大使に向かい、真っ先に「胸は大きかったか？」と訊ねたという。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 P126『第7章 カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』』 より

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