『男性不妊症』からの引用5
一般的日本人なので、33%もいるのか、と思ってしまいます。日本人的にはそもそもセックスレス化してしまうから、避妊自体が問題にならない、という話なのでしょうかね。どちらが良いとかいう話ではないので、それぞれの環境においてより良い方法を選択出来ればいいとは思います。
オーストラリアにおいては精管結紮(パイプカット)される男性が非常に多く、その分、精管精管吻合術の機会も増えるのですが、ART(体外受精、顕微授精)の自己負担がほとんどないため、この精路再建術はまず行われません。それでも自然妊娠を目指したいという方に細々と行われています。
ちなみに成人男性で避妊手術としてパイプカットを受けている人口の割合はオーストラリアで33%、アメリカで13%、日本は1%以下です。これほどまでに差があるのには驚きです。
男性不妊症 P102『第三章 男性不妊症治療の最前線』 より
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