思考の消化器官

色々な感想文とか。生活のこととか。

最近読んだ無料漫画 『からくりサーカス 1,2,3』

からくりサーカス(1) (少年サンデーコミックス)
うしおととら』は大好きで何回も読み返している漫画なのですが、それ以降、藤田和日郎氏の漫画を実はちゃんと読んでいません。読めば面白いことはわかっているのですが…。からくりサーカスの連載中はうしおととらの記憶が強すぎて、うしおととらを超えることなんて出来ないだろう、みたいな気持ちだった気がします。後、単純に画はそれほど好みな系統ではない、というのもありますね。魂が込められた画だということはとてもよく伝わってきていますけれども。

そんな感じで今まで読まずにきてしまっていたのですが、Kindleで1,2,3巻が期間限定で無料になっていたのを期に、とりあえず3巻まで読んでみました。いやあ、最高すぎますね。3巻の時点で名作決定という感じでした。私はなぜ今まで読まずにいたのか…。もったいない日々を過ごしてきました。

これは確実に最後まで買って読むことが確定しました。ただ全43巻ワイド版でも全23巻あるのでスペース的に悩んでいます。スペース的にはKindleで揃えるべきなのでしょうけれども、やはりここまでの名作を手元に置かないで良いものか、と思うのです(今まで読まずにいたのに…)。1冊ずつ、噛み締めるように読んでいくのが幸せな気がするので、恐らく近いうちに紙で揃えることにするでしょう。スペースをどうするかは解決出来そうにありませんけれども。

お話の内容については特に触れません。3巻では、まだプロローグ的な位置付けでしょうから。また読んでいませんが、Amazonさんにも大量にレビューがあったようですし、web上でも言及している方は山のように見付かるでしょうからね。今更、私如きが語ることはもう残ってはいないに違いありません。

お話は王道ですし、セリフも藤田和日郎漫画でなければキツそうなものがある気はするのですが、なぜかどのシーンもがカッコよく、面白く、感動できてしまうのですよね。不思議すぎます。全巻読み終わるまでに何回笑って泣いてを繰り返せるでしょうか。今から楽しみです。