思考の消化器官

色々な感想文とか。生活のこととか。

最近読んだ無料漫画の一言感想文その84

昨日の第83弾に引き続きその84です。週末まで何とか予約投稿で乗り越えられました。いや、実際のところこの投稿がちゃんと予約通りに機能するのかはわかりませんが、実績的には大丈夫でしょう。今後も出来る限りこの方向でいきましょう。

アサギロ?浅葱狼?(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

アサギロ?浅葱狼?(1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

とても迫力がある漫画でした。新選組を描いた創作物は数え切れないほどにありますが、その中でも正統派なのに、それが逆に異色に感じられる漫画だと思いました。新選組や戦国武将は好きな人の数が半端ないので、その描かれ方も同じモチーフとは思えない変化球がたくさん出回っていて、特に興味がある訳ではない私などからすると、何だか不思議な空間になっていますからね。この漫画も近いうちに続きを読んでみたいですが、それ以上に作者であるヒラマツ・ミノル氏の他の漫画が読んでみたいです。


戦国ブラッド?薔薇の契約?(1)

戦国ブラッド?薔薇の契約?(1)

広井王子氏原作となれば期待値が上がってしまうのは仕方がないことだと思います。が、驚くほどに下回ってしまいましたねえ。戦国モノでトンデモ設定な創作物は最近ではむしろ主流のような気もしますが、そういうトンデモをたっぷりと詰め込んだ感じがあります。後はメカが出てくれば完璧でしょうか。


泣く侍 1巻

泣く侍 1巻

アサギロ~浅葱狼~』は特に画に迫力のある漫画だと思いますが、アサギロにあった新選組というモチーフがない作品であるこちらの漫画はお話自体に迫力を感じました。まさに修羅道、と言えるでしょう。凄いなあ、と思う反面、少し私には重すぎるので続きは読めそうにありません。


アサギロ~浅葱狼~』と同じく新選組モチーフの漫画ですが、印象は随分と違いますね。作者である斎藤岬氏の漫画は『魔殺ノート退魔針』などを以前に読んでいますが、そちらと同じくクセがなくサラサラとした印象のする漫画です。新選組にしては綺麗すぎるような気もしますが、実際も見た目が美しい方もいたみたいですし、そんなキャラクターたちがこれから返り血を浴びまくる、という部分に楽しみを見出す方もいるのかもしれませんね。それは私の趣味ではありませんが。


タイトルの通り、戦国×ゾンビです。やりたいことを掛けてしまったのか、鉄板の掛け算しとけば大丈夫だろうという判断なのかは良くわかりませんが、掛ければ良いってものではないですよね。1巻の段階だとゾンビがかなり強すぎてゾンビで天下統一するのかな、とか思ってしまいます。まさかのゾンビの末裔疑惑。続きは気になりません。


今回は日本の時代物で揃えてみました。漫画に限らず日本の時代物は結構苦手です。新選組戦国大名に興味をもっても良さそうなタイプの人間なのにもかかわらず、新選組とか全然知りません。下手したら『るろうに剣心』レベル知識です(それを新選組の知識と呼べるのか、という疑問はもちろんありますが…)。信長の野望よりは三国志の方が好きですし、もっと言えばパラドックスゲーが好きです。戦国大名にしても高校の日本史レベルに届くか届かないかですね。

日本の時代物もお話にするには面白いモチーフがたくさんあるのは間違いないと思いますし、私自身、お話を楽しんでいない訳ではないのですが、そこに登場する人物たちを引っ張りだして理想化してしまう楽しみ方が苦手なのだと思います。よく言われるものだと坂本龍馬大好きオジサンとかはその典型例ですね。まあ、とは言え最近の戦国大名たちのネタ化オンパレードもそれほど好きな傾向ではないのですが…。