思考の消化器官

色々な感想文とか。生活のこととか。

5月に読んだ本(2014年)

 

5月は8冊でした。きっと五月病の影響です。上手くいかないのはすべて5月のせいです。先月、五月病は読書にはプラスに作用するかもしれない、とか書いておいてこのざまです。根拠のないことは書かないに限りますね。

期間 : 2014年05月
読了数 : 8 冊
寄生虫館物語―可愛く奇妙な虫たちの暮らし
亀谷 了 / ネスコ (1994-07)
★★★★☆ 読了日:2014年5月29日
 
戦中用語集 (岩波新書 黄版 310)
三國 一朗 / 岩波書店 (1985-08-20)
★★★★☆ 読了日:2014年5月29日
 
砂時計の七不思議―粉粒体の動力学 (中公新書)
田口 善弘 / 中央公論社 (1995-10)
★★★★★ 読了日:2014年5月27日
 
記号論への招待 (岩波新書)
池上 嘉彦 / 岩波書店 (1984-03-21)
★★★★☆ 読了日:2014年5月25日
 
結核という文化―病の比較文化史 (中公新書)
福田 真人 / 中央公論新社 (2001-11)
★★★★☆ 読了日:2014年5月21日
 
英国101話 (中公文庫)
林 信吾 / 中央公論社 (1998-11)
★★★☆☆ 読了日:2014年5月19日
 
紙弊が語る戦後世界―通貨デザインの変遷をたどる (中公新書)
冨田 昌宏 / 中央公論社 (1994-01)
★★★☆☆ 読了日:2014年5月15日
 
この人を見よ (岩波文庫)
ニーチェ / 岩波書店 (1969-04-16)
★★★★☆ 読了日:2014年5月7日
 

 

 

今月はそれほど重い本がなかった割に読み返す回数が多かったですね。『記号論への招待』などは、同じ所を何回読み返しているんだろう、と思うほどに繰り返して読んだ気がします。それほど間を空けずに再読しておきたい本ですね。

 

砂時計の七不思議』はかなり面白かったです。一時期流行った複雑系のお話とかとも絡んでいたと思いますが、簡単に想像出来る事例を用いて説明されることが多かったので、とてもわかり易かったです。流体とはまた違いますが、取っ掛かりとしては決して遠い訳でもないと思いますので、流体がとても苦手だった私としては、授業の前に読んでおきたかったなあ、と思わせられた本でした。

 

ところで、今月も先月に引き続き読書感想文のような文章は書けませんでした。一回、間を空けてしまうともう駄目ですね。読書感想文を書きたかった本の読了から時間がどんどんと経ってしまって、余計に書けなくなってしまいました。こういう時は一旦、書きたい本をリセットするのがきっと良いのだと思いますが、なかなかリセットボタンを押せません。

 

 

さてさて、6月になり個人的にはなかなか大きなイベントも一つ終わったので、次の大きな目標にしっかりと取り組んでいけそうです。それに伴って読書量が増えるのか、減るのか…わかりませんね。予想としては、そちらが順調だと、きっと気分がよくて読書も捗ることになるのでしょう。確証はありませんけれどもね。相変わらず、どうなることやらです。