思考の消化器官

色々な感想文とか。生活のこととか。

星降る夜に

流れ星をみた。


普段ジョギングに行く時間に、彼女とウォーキングをしていた時のことだ。二人で他愛ない会話をしながらウォーキングをしていると「そういえば、オリオン座流星群が見られるかもね」という話になり、何となく空を見上げながら歩いていたのである。


二人で一緒に流れ星を見たのは7〜8年程前のことだろうか。その時は流星群の時期ではないにも関わらず、偶然見ることが出来たのだ。その時の感動はなかなかのもので*1、未だによく覚えている。


そんな昔話をしながら歩いていた時、大きな流れ星が空の低い位置から落ちていくのが見えた。大きな声で隣にいる彼女に知らせたが、残念ながら彼女は見ることが出来なかった。


以前、一緒に見ることが出来た流れ星を今日、彼女には見ることが出来なかった、という部分にストーリーを作るのは簡単だ。何となく、少女漫画にありそうなネタでもある*2


自分にとっては一緒にいられる、ということは他の流星群の時にも来年以降にも一緒に見ることが出来るかも知れないということだ。もしくは、見られない残念さを共有できるということだ。または片方しか見られずに、もう片方に愚痴られ続けるということだ*3。それだけで十分なのである*4。それ以上は望まない。



ところで今回の流れ星は短かく、しかも声を上げてしまったのでお願い事どころの話ではなかったけど大丈夫、昔のお願いはちゃんと叶っている。

*1:少なくとも自分の中では

*2:ほとんど少女漫画を読まないので、実際の所は知らない

*3:例:私の運を吸い取っている!など

*4:もし、自分だけが見られなかったとなると悔しくて仕方がないだろうが