思考の消化器官

色々な感想文とか。生活のこととか。

よむこと

自分は平均よりほんの少し多く本を読む人間だと思う。


特に何かを意識して、そうしている訳ではない。ただ単に本を読むのが好きなのだ。webには読書論みたいな話が溢れているが、そんなものには興味がない。ただ自分の感覚の赴くままに読むだけだ。


「そんな読書だから身にならないのだ」と言われればそうなのかも知れない。「目的意識を持たない読書なんて無駄だよ」と言われたこともあった。だけど、そんなこと知ったこっちゃない。


自分からみれば、目的意識なんてもって読書している輩は大抵、読書を楽しんでいない。意識の高い学生とやらが意識を高くしたことで、その重みに潰されていくかのごとく、目的意識をもって読書している輩は、目的意識に振り回されているだけだ。


付箋を貼りながら読んで、読み返してみたら付箋を貼った理由がわからない、とか線を引きながら読んでいたら、線を引いていない所がなくなった、とかいうアホな話もよく聞く*1


もちろん、そんな読書でもいいと思う。自分の買った本だったら好きに読めばいいと思うのだ。自分の今まで出会った読書が好きな人たちもそんなスタンスだったし、人の読んでいる本について、それが漫画であろうと、専門書であろうと、ベストセラーであろうと、否定する人はいなかった。


そして、自分もそうでありたいと思っている。例え、彼が何を読もうが構わない*2。だからお願いなので、人の読んでいる本に関してあーだこーだ言わないで頂きたい。自分が昔話を聞きたかったら、本に聞く。昔話が話したいのだったら、自身のブログにでも書いてくれ。

*1:実際、古本屋の安い新書棚などを見ると、冒頭から10ページくらいに赤線を引きまくった挙句、それ以降は真っ白という本が結構存在する

*2:そもそも彼に対して興味が無いが