やらなかったこと / やりたかったこと
「部活とかサークルでやりたかったな、って今思うものある？」と聞かれたので、考えてみた。
大学では合気道がやりたかった。小学生の頃から高校生まで剣道をやっていた。高校の部活は弓道部だった。そんな訳で武道に親近感があったのと、何となく役に立つかも知れないという気持ち。そんな程度だが。
でも、スキーサークルを選んだ*1。風の噂で他の大学で合気道のサークルに入っている人のことを聞いたからだ。それもあって、チャラい遊びをすること前提で選んだ*2。
高校ではバンドをやってみたかった。でも時代はバンドといえばビジュアル系みたいな感じばかりで*3、全然趣味が合わなかった。せめてブランキーやミッシェルだったら良かったのに・・・。理想はthe PillowsもしくはPENPALS、どちらもPだ。学園祭とかのステージに立ってモテてみたかった*4。
でも、弓道部を選んだ。色々と面倒なこともあったが、この選択は間違いではなかったと今でも思える。
結局「やりたかったこと」なんて、やらない選択をしたものでしかないことの方が多い。もちろん、身体的・経済的などの制約があって、本当にやりたくてもやれない、という状況もあるだろうが。
今の自分は今まで積み上げてきた選択の結果だし、今もそしてこれからもたくさんの選択肢があってその選択権は自分自身にあることがほとんどだ*5。
出来ることならこれからも、自分で選択権を握り、たくさんの選択肢のある人生を歩みたい。選択肢の幅広さは豊かさ*6だ。毎日三食、同じ物を食べるかのごとく、自分に選択肢のないまま流れる日々は後悔も何もない。大いに後悔しながら生きたいものだ。
